映画ラブライブ!を見て思ったこと(ネタバレあります)
色々と立て込んでいたのだが、やっと劇場版ラブライブ!を見に行った。
いろいろと前評判を聞いていて、ほぼすべてが良かったって意見で、
批評した意見がこれだけ↓で恐怖を覚えていたのだが果たして、と思っていた。
“アイドルはなぜ魅力的なのか? あるいは、劇場版『ラブライブ!』はなぜ失敗作なのか。”
http://t.co/0FRi9FGnRS
怒りの5500字、書きました。
— おりあそ (@oriaso) June 22, 2015
で、見終わった感想。
(以下、ネタバレ含みます。)
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確かに、悪い、とは言いません。かよちんかわいかったし。
ただ、ストーリーが突拍子過ぎたなと。
なんでニューヨークなんだろう
まず、なんでニューヨークから依頼が来たのか、そのニューヨークのTV番組は本当に中継しただけだったのか。(むしろあのロケだけだったら別にアメリカのTVではなく、日本のTVが海外ロケをお願いしたとかでも全然問題なかったわけで。)物語として作るんだったらその辺の理由が一切明かされないのはいかがなものかと思った。
お姉さん
次にお姉さん(やっぱりお姉さんの声優さん、歌上手いですね)。あの人も結局なんだったのか。特にお姉さんのマイクを勝手に穂乃果が持って帰っちゃってずっと部屋に置いてあってというのも違和感だし、その後お姉さんまた新しいマイク持ってるし!ともやもやしてた。
歌が唐突に始まる
各所で唐突に始まる歌。それぞれいい曲なんだけど、唐突すぎぃ!
スクールアイドルはμ'sのバックダンサーなのか?
最後に、クライマックスの、全国のスクールアイドルが集合するやつ。あのセットどうやって許可とって作ったの?そして歌った曲も結局μ's中心で全員で歌おうとはなんだったのか。全員がμ'sのバックダンサーってこと?
他にもいろいろとツッコミどころ
・映画全編において男性が全く描かれない。かろうじて描かれていたのはニコの弟と穂乃果のお父さん。(じゃああのセット全部女性だけでやってたの?マジで?!)
・ニューヨークが安全な街すぎ
・海外とはいえ店でうるさすぎ。他に人がいる描写はあったのでマナーくらいはちゃんと描こうよ
・海未ちゃん英語できなかったっけ?
・帰国後の空港で寄ってきたJKが立入禁止区域に堂々と入っている姿、まずいでしょ
・・・とまあいろいろと挙げられますが。
ただ、決して悪かった、クソだ、とは言いません。むしろラブライブ!としていい集大成を迎えられたんじゃないかなと。
ただ、映画の見方として、普通にストーリー性を追いかけちゃだめだなと。
そこで気づいたのは、「ミュージカル」であるということ。
ミュージカルにストーリーがない、とは言ってません。
ただ、この映画を見るにあたって、ストーリーよりもそのストーリーの中で曲がかなり重要性を帯びているので、ミュージカルとして見たほうが的確かなと思いました。
そうすれば、突然歌い出したりということにも納得がいく。
結論
劇場版ラブライブ!は、莫大な予算をつぎ込んで、技術の粋を結集してできあがったミュージカルアニメーションムービーである
ということで、わたしの中では結論づけました。
このスタイルも一種のアニメジャンルとしてアリなんじゃないかな。